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日程第4 報告第11号 専決処分事項の報告 和解及び損害賠償額の額の決定から日程第11 報告第18号 令和3年度新城市一般会計予算の継続費に係る精算報告書までの8件の報告に入ります。
提出者の説明を求めます。
下江市長。
3:
◯下江洋行市長 ただいま議題となりました報告第11号から報告第18号までにつきまして説明をいたします。
報告第11号 専決処分事項の報告につきましては、令和4年6月27日午後4時18分頃、新城市大海地内の市道岩手寺ノ前線において、相手方車両が後退で市道に出ようとした際、右フロントタイヤで側溝の鋼板蓋を踏み、跳ね上がった蓋でフロントバンパーが破損した事故に係る損害賠償につきまして、令和4年8月5日付で専決処分をしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。
報告第12号 専決処分事項の報告につきましては、令和4年7月29日午前8時頃、新城市大野地内の大野区資源回収場において、相手方が所有する車両を代車として借り受け、スクールバスの運行を行っていた際に当該車両を後退させたところ、資源回収場建屋の鉄骨はりに車両後部を接触させた事故に係る損害賠償につきまして、令和4年8月12日付で専決処分をしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。
報告第13号 令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものであります。
報告第14号 新城市土地開発基金の運用状況につきましては、地方自治法第241条第5項の規定により、基金の運用状況を説明する書類を提出するものであります。
報告第15号 公益財団法人農林業公社しんしろの経営状況につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、経営状況を説明する書類を提出するものであります。
報告第16号 有限会社つくで手作り村の経営状況につきましては、新城市法人の設立及び出資等に関する条例第17条の規定により、経営状況を説明する書類を提出するものであります。
報告第17号 新城市土地開発公社の経営状況につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により経営状況を説明する書類を提出するものであります。
報告第18号 令和3年度新城市一般会計予算の継続費に係る精算報告書につきましては、鳳来総合支所等整備事業をはじめ、4事業に係る継続費の精算報告書を調製しましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。
以上8件の報告案件につきまして説明をさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
4:
◯長田共永議長 提出者の説明が終わりました。これより質疑に入ります。
初めに報告第11号の質疑を行います。
通告がありますので、
発言を許可します。
質疑者、浅尾洋平議員。
5:
◯浅尾洋平議員 それでは質疑通告に従いまして、質疑のほうをさせていただきます。
報告第11号の専決処分事項の報告になります。
3点ありまして1点目が、車両が側溝の蓋を踏んで、跳ね上がった蓋がフロントバンパー右部分に接触し、損傷したということでありますが、この当時の事故状況のほうを伺います。
2点目、損害賠償額が14万1,339円の主な内訳を聞かせていただきます。
3点目は再発防止策について伺います。
6:
◯長田共永議長 天野建設部長。
7:
◯天野充泰建設部長 まず答弁に先立ちまして、今回事故に遭われた方に深くおわび申し上げますとともに、道路施設に起因する事故をなくせるよう再発防止に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
順次、お答えのほうをさせていただきたいと思います。
1点目、事故の状況についてでございますが、本案件につきましては令和4年6月27日に新城市大海地内の市道岩手寺ノ前線において、相手方の車両が後退で市道に出ようとした際、側溝の鉄板蓋を踏み、その蓋が跳ね上がり、フロントバンパーを損傷したものでございます。
原因といたしましては、鉄板蓋の変形と側溝の劣化により、設置の状況が不安定になっていたことが原因だと考えております。事故後の対応といたしましては、その部分の側溝を取替え、車両が乗っても丈夫なコンクリート製の蓋へ交換をし、再発防止を図る予定でございます。
2点目、損害賠償額の主な内容につきましては、フロントバンパー、フォグランプの交換と塗装費になります。
3点目、再発防止につきましてでございますが、土木課では毎週道路パトロールのほうを実施しております。パトロール時には、路面の状況や安全施設の異常の有無等、通行の安全状況を確認しておりますが、今後は側溝の蓋の状態につきましても事故につながる原因としてしっかり認識し、重点パトロール項目の一つとして危険箇所の早期発見に努めてまいりたいと思います。
なお、パトロールだけでは把握できない場合もございますので、区長様をはじめ、広く市民の皆様からも情報提供をいただき、再発防止に努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
8:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
9:
◯浅尾洋平議員 分かりました。状況のほう分かりました。
ちょうど議長の挨拶にも、本当に交通事故が多いということで、私自身も本当にそのとおりだなと思っています。やっぱりこうした交通事故もなるべく防いでいくという予防策が大事だと思いますので、こういった点で質疑のほうをさせていただいております。
今回、資料請求のほうもさせてもらって写真等もつけていただいたのでよく分かりました。ただ、本当に蓋が、自分の個人的な判断ですけど、薄い鉄板が跳ね上がるだけでもこんなにバンパーが歪んで、非常にトラックに損傷が起きるんだなということで、改めてこの危険性を感じたところであります。本当に、幸い跳ね上がったときに人とか子どもがいなかったので、そういった人身事故みたいのがなかったのかなということで不幸中の幸いだなと思って、ちょっと恐怖を覚えながらも感じております。
そこで、まず不安定な状況があって、跳ね上がりがしやすかったということで、今はしっかりした安定させた鉄板を入れたので大丈夫だろうということで安心をしたのですが、ここをまず聞きたいのが、民地なのか市道なのかというところですが、民地というか家の中に入る出入り口のところなので、非常にそこの区別がどうなのかなと、グレーゾーンというかどういった判断をしたのかというところで、補償のほうも市民の声が、もしも民地だったら民地の人が払うべきものじゃないのかというところもあったものですから、そこら辺の民地、市道、側溝部分のところは責任がどのような判断になっているのかをお伺いさせてもらいます。
10:
◯長田共永議長 天野建設部長。
11:
◯天野充泰建設部長 今回、説明の中に市道へバックで出ようとしたときにという表現を使わせていただいておりますが、写真でいくと奥側、民地に見える側に入っている道路、舗装部分についても市道でございます。市道の前の民地のお宅に用があって宅配業者さんがそこから市道へ出て、今度また丁字路の市道のほうへバックで出ようとした。そういった際に側溝の蓋の上へ乗って、それが跳ね上がってしまったという状況でございます。
また、側溝自体も市道の道路構造物でございますので、あくまでも今回の事故については道路施設に瑕疵があったというところで、保険会社さんとも協議した中で100%市の負担という形にしております。
以上でございます。
12:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
13:
◯浅尾洋平議員 分かりました。
もう1点は、先ほど部長のほうも答弁があったんですが、パトロールでこうしたところも確認を毎日やっているということで、今後もやっていくということだったのですが、こうした場所というのは、まだ情報として届けられていないけれども、結構市内多くこういった箇所はあるのではないかというような認識なのか伺いたいと思います。
14:
◯長田共永議長 天野建設部長。
15:
◯天野充泰建設部長 まず、土木課のほうでは道路パトロールということで、毎週月曜日をパトロールの日と決めておりまして、1日パトロールのほうを実施しております。主に、1、2級市道をメインとした中で、あと関係する主なその他の市道も含めて回っているという状況でありますので、市道自体市内には1,200キロメートル以上ございます。ですので、今言ったパトロールだけではやはり細かい市道全てを把握しきれている状況ではございません。そういった中で地域の市民の方、また、区長さんあるいは今でありますと、郵便局とも協定を結んで、そういったところからの情報提供もいただいている状況でございます。多くの情報をいただいているわけですけれども、それが全てではないとは思っておりますので、できるだけ多く、近くでこういった状況があったら情報提供をいただけると助かります。
以上でございます。
16:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
17:
◯浅尾洋平議員 分かりました。本当に1,200キロメートルの範囲ということで、管轄する現場も大変だなと思って聞いております。今後、郵便局の方とか区長とかも含めて聞いて対応していくということなので、ぜひそういったことを行っていただきたいなと思います。区長等も公民館の前とかによくこういった板とか、そういったのがありますので、そういったところも含めて区長に聞いたり、組長に聞いたりということは非常に有効だなというふうに思っておりますので、ぜひそういったことを総合的に情報収集のほうに努めていただきたいと思いますが、認識のほうを伺います。
18:
◯長田共永議長 天野建設部長。
19:
◯天野充泰建設部長 ありがとうございます。今、議員のおっしゃることが非常に重要かなと考えております。具体的な数字でいきますと、今現在も多くの方々から収集いただいております。昨年度でいきますと、大体400件ぐらいの市民、区長さん含めて道路維持補修という形の要望では道路の傷んでいるところ、その他の要望を含めますと1,000件ぐらいになりますので、そのうち4割ぐらいはそういった道路の補修、それから郵便局さんからも昨年でいきますと70件ほどの情報のほうをいただいております。さらにこういった情報をいただいて、適切な対応ができるように努力したまいりたいと思います。
以上でございます。
20:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員の質疑が終わりました。以上で通告による質疑が終わりました。報告第11号の質疑を終了します。
次に、報告第12号の質疑を行います。通告がありますので
発言を許可します。
質疑者、浅尾洋平議員。
21:
◯浅尾洋平議員 それでは、報告第12号の質疑に入りたいと思います。3点あります。
1点目は、代車のスクールバスが大野区資源回収場の建屋鉄骨に後部を接触させたということでありますが、当時の事故状況を伺います。
2点目、破損の損害賠償の20万563円の主な内訳を伺います。
3点目、原因と対策について伺います。
22:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
23: ◯鈴木隆司教育部長 それではお答えさせていただきます。
まず、答弁に先立ちまして、スクールバス運転手の不注意により、このような事故を起こしてしまいましたことをおわび申し上げますとともに、今後同様な事故を起こさないように再発防止に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
まず、1点目、事故状況についてでございますが、7月29日午前8時頃、東陽小学校5年生19名が野外活動体験学習に出かけるため、集合場所であります鳳来中央集会所にスクールバスを手配いたしました。本来、スクールバスは市所有の車両でございますが、その1週間ほど前から修理に出したことから、当日は代車として借り受けた車両での対応ということになっておりました。児童を乗車させるに当たりまして、屋根があります大野区資源回収場建屋の下に代車のバスを移動させたところ、建屋の鉄骨のはりに車両の後部を接触させたという状況でございます。
2点目の賠償額の主な内容でございますが、ルーフパネルの板金修理とそれに伴いますバックカメラやストップランプなどの脱着費用、それから塗装費用ということになっております。
3点目の原因と対策でございます。今回の事故につきましては、バスを後退させる際、後方において安全確認を行う者がおらず、運転手1人の目視による運転であったことが大きな原因というように考えております。
事故後、運転手本人へ改めて安全運転に十分注意するよう直接指導したほか、スクールバスを使用する各学校へは、今後同様の事故を発生させることのないように、バス後退時には必ず後方の安全確認を行う職員を配置するよう指導してまいります。
以上でございます。
24:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
25:
◯浅尾洋平議員 状況のほう分かりました。
バスを建屋の中にバックで止めようとしたら屋根のところに鉄骨部分がぶつかって事故を起こしたという状況だというように思います。
こういう状況で、いろいろないつもとは違うような状況が重なっているのかなというようには思っておりますが、まず、このスクールバスが不調だったというところで、毎年1回の車検等があったかと思いますが、このときはちょうどそれに重なって借りるというようなことをしなければならなかった状況だったのか、その辺りを伺いたいと思います。
26:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
27: ◯鈴木隆司教育部長 定期的な点検とか車検とかというタイミングではございませんで、運転席のモニターにありますエンジンの異常を示す警告ランプがついたというようなことで、その修理をお願いしたということでございます。
28:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
29:
◯浅尾洋平議員 そういった定期的な車検とかそういったわけではなくて、エンジンの異常で緊急に車両を点検させるために、なかったので今回、スクールバスを借りて、こうした状況になったということで理解をいたしました。
この建屋の中に入れなくてはならない状況だったのか、場所は広いところで、広場で横につけても停車して待っていられる場所があったのか、そういったところはどうだったでしょうか。
30:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
31: ◯鈴木隆司教育部長 運転手さんに聞きますと、当日暑い日であったので子どもが乗車するに日陰の部分から乗車させたいという運転手さんの思いがあって、ちょうど資源回収場の建屋がそばにあったのでそこへ車を入れようかなと判断してこの事故になったというように聞いております。
32:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
33:
◯浅尾洋平議員 暑い日が続いているので、そういった配慮もあったのかなと思いますが、そのときには1人で入れざるを得ない、普通バックだったら屋根につくかどうかというところは非常に大きいものですので注意は必要かと思いますが、その当時バックにつく人がいなかった状況なのか伺います。
34:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
35: ◯鈴木隆司教育部長 この事故の際には、後方確認する者はおりませんでした。
36:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
37:
◯浅尾洋平議員 こういった事故に結論的にはなっていますので、非常にそういった大丈夫だろうというところで車を運転ということは非常に危険だということだと思いますので、ぜひそこは改めて2人で、バックに1人がついて確認をしながらつくというところが必要なのではないかと思っておりますので、再度そういったところは気をつけていただきたいと思っています。
当時のところで、高さ制限の例えば看板が資源回収場のところの鉄骨のところにあったりだとか、あとは車の運転席のところに、高さ制限、このバスはここまでですよというようなメモ書きというか、いつも誰でも確認できるような高さの制限、そういったものはあったのかなかったのか伺いたいと思います。
38:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
39: ◯鈴木隆司教育部長 まず、建屋のほうは車庫ではないので多分そういう表示はないかなと思います。車のほうにそういう車内に表示があったかどうか、その辺は確認ができておりません。
40:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
41:
◯浅尾洋平議員 分かりました。そういったところも確認して、再発防止に努めていただきたいと思っております。
根本的な話ですが、先ほど部長が言ったように、車庫ではないと場所がですね、車庫ではないところにバスを入れるということは、基本中の基本で、やめていただくと。分かりますよ、暑くて子どもさんたちが日陰のところから入れるというところはあるのですが、そこの目的、使用外のところでバスを中に入れようというところはやめてていただくというところが基本中の基本だと思いますが、認識のほうを伺います。
42:
◯長田共永議長 鈴木教育部長。
43: ◯鈴木隆司教育部長 今、浅尾議員おっしゃられたとおりでございますので、先ほど再発防止のところで申しましたように、後方の確認とともに目的外と言いますか、本来の用途でないような部分に車を移動させるということがないように各学校へ指導していきたいと思います。
44:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員の質疑が終わりました。以上で通告による質疑が終わりました。報告第12号の質疑を終了します。
次に、報告第13号及び報告第14号の2件の質疑を行います。本報告2件の質疑については、通告がありませんので、質疑を終了します。
次に、報告第15号の質疑を行います。通告がありますので
発言を許可します。
質疑者、浅尾洋平議員。
45:
◯浅尾洋平議員 それでは、報告第15号 公益財団法人農林業公社しんしろの経営状況について伺います。
1、令和3年度事業報告書において、菌床ブロック生産事業では、製造個数が農家の高齢化等に伴い減少しておりますが、今後新規に就農希望もあることから、現状維持は確保できる見込みだという文章がありますが、現状と今後の課題等、あったら伺いたいと思います。
2点目は、令和4年事業計画では、様々な事業の中に受け手のない中間保有農地の有効活用に努めるとありますが、受け手のない農地とはどういう状況のことをいうのか、現状と課題について聞かせてください。
46:
◯長田共永議長 金田産業振興部長。
47: ◯金田明浩産業振興部長 それでは、報告第15号につきまして2点御質疑をいただいておりますので、順次お答えさせていただきます。
(1)の令和3年度事業報告における菌床ブロック生産事業の現状と今後の課題についてでありますけれども、令和3年度に菌床シイタケ栽培農家から受注を受け、公社が製造した菌床ブロックは16万4,370菌床であり、過去最高でありました令和2年度の16万9,142菌床に比べると減少しております。
要因としましては、供給する菌床しいたけ栽培農家数は17戸と変わりはございませんが、うち1戸の栽培農家が令和3年度に経営方針の転換に伴いまして、栽培数を減らされたことよるものでございます。
令和4年度においても、2戸の栽培農家が、高齢化による規模縮小を理由に菌床の栽培数を減らされておられます。今後も同様の理由により栽培数の減少が想定されます。
今後の課題としましては、新規栽培者を確保することであると考えております。
(2)の令和4年度事業計画の中に、受け手のない中間保有農地の有効活用に努めるとあるが、受け手のない農地とはどういうことなのか現状と課題についてということでございますが、事業計画でいう受け手のない中間保有農地とは、農地の条件が悪く、耕作のために、借受けを希望する方がいない農地のうち、公社の事業において活用できると判断した農地を中間保有農地として活用しています。
現状としましては、公社でスイートコーンやポップコーンの種、サツマイモ、景観作物等の作付けなどに努めております。
課題としましては、条件の悪い農地であり、湧水の排水が十分できず栽培に支障があるため、排水対策に苦慮しているところでございます。
以上です。
48:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
49:
◯浅尾洋平議員 分かりました、現状の方が。
1点目の状況ですが、資料請求もさせてもらいました。17名の菌床ブロック栽培農家さんがあるというところで、多くの方々が作ってくださっているんだなというところで非常に安心感というか、非常にいいなと思っております。ただ、年齢が60代、70代が多いのかなというところで、状況のほうもコメントを見ると、栽培の数を減らしますよというところで、高齢化による規模縮小と書いてあるものですから、非常に現状としては高齢化が進んで、つくる量も減らしていくというところの課題があるのかなと思っております。
そのところで、新規の就農者の希望もあるということで、何とか現状維持は確保できるのではないかというように判断しているんですけど、今後また、長期的な目で見たときには、需要はあると思いますので、こういったところの菌床ブロックでつくるところに若い人を入れていくというような施策等が必要かと思いますが、そこら辺の見込みとか課題等あったら教えてください。
50:
◯長田共永議長 金田産業振興部長。
51: ◯金田明浩産業振興部長 現在、新規就農希望者の方は、作手地区に親戚のある方で菌床シイタケに興味があって栽培したいという方ですので、そういった若い方が今就農の準備をしてみえるということです。
それから、イチゴ農家さんで、イチゴが忙しくなるまでの期間で、いろいろなパートで仕事をしていたりするのですが、そういった方が菌床シイタケの栽培をするだとか、そういったところで副業的というか、違うところもやっておられますので、そういった方にこのシイタケのほうも生産のほうに加わっていただければ本当にありがたいなと思っておりますので、こういった公社としては、そういったところをしっかりPRして、新規の栽培者の増加につなげていきたい思っております。
52:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員の質疑が終わりました。以上で通告による質疑が終わりました。報告第15号の質疑を終了します。
次に、報告第16号の質疑を行います。通告がありますので
発言を許可します。質疑者、浅尾洋平議員。
53:
◯浅尾洋平議員 それでは、通告に従いまして報告第16号 有限会社つくで手作り村の経営状況について聞かせていただきます。
1点目は、この数年、本当に新型コロナウイルスの感染症の影響が大変大きくて、経営状況はどこもだと思いますが大変だと思っております。その中において、山家市では、出荷が重なり、余りがちな野菜を早めに味彩館や勇気工房に相談し、加工に回すということの工夫や、そういうことで廃棄、回収される商品を減らし、売上になるよう努めたということが書いてありました。これを読んで、各施設との連携が取れているんじゃないかなというように、好意的に感じました。
それがどのような現状の状況なのか伺いたいのと、また、以前よりも廃棄とか回収が減って売上につながるような成果がもし分かるものがあれば教えていただきたいのと、今後の課題も伺います。
2点目は、令和4年度ですが事業計画書を読みますと、今回、開駅20年というところの節目を迎えるということでありましたので、それに向けてどのような企画等を考えているのかそこら辺も伺いたいと思います。
3点目は、事業展開についてですが、14項目を挙げられておりました。どれもいい内容だと思ったのですが、どのように意見集約等をされてまとめ上げたものなのか伺いたいのと、また、今後の課題とか目標等ありましたら伺いたいと思います。
54:
◯長田共永議長 加藤作手総合支所長。
55: ◯加藤勝彦作手総合支所長 それではお答えをさせていただきます。
まず、1点目ですが各施設との連携の現状につきましては、ナスやキュウリ等の野菜を漬物に加工して、味彩館で定食としてお客様に提供し、また、山家市では販売をしております。
また、廃棄や回収が減って売上の成果が分かるものにつきましては、月によって漬物の売上は異なりますが、野菜が多く余る月には、漬物への加工が増え、売上増加の一助につながりました。
なお、今後の課題につきましては、農家さんへの出荷調整、野菜を購入したくなるような工夫が課題であります。
2点目につきましてです。どのような企画につきましては、コロナ禍が続いておりますので、人を集めてイベントを開催するのではなく、より多くのお客様に還元できるよう山家市での野菜の割引、道の駅20周年記念切符の販売を予定しているところであります。
3点目につきましてです。意見集約につきましては、職員、外部の有識者において事業展開を検討いたしました。
また、今後の課題につきましては、お客様へのサービス低下につながる従業員の不足、高齢化が課題になっております。
目標につきましては、職員が欠けたときにでも業務に影響が出ないよう、職員が全ての仕事を行えるように仕事の標準化を目指したいというように思っております。
以上です。
56:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
57:
◯浅尾洋平議員 ありがとうございます。状況のほうがよく分かりました。
1番については、廃棄手前の野菜等をなるべく早めに加工して漬物等で商品に替えてお客さんに出したりだとか、店頭に並べてというところで工夫をされているんだなということで理解をいたしました。
そういった中で非常にいい工夫をされているなと思うのですが、1番はそういう形で理解しまして、2番のほうはたくさんお客さんを集めてというわけではなくて、割引だとかそういったところを中心に考えているということですが、これはいつ頃やるとか、いつ時期を見計らってやるとかというところはあるんでしょうか、伺います。
58:
◯長田共永議長 加藤作手総合支所長。
59: ◯加藤勝彦作手総合支所長 時期としては、秋頃を予定しております。具体的に何月というところではないですが、秋というところをめどに今、考えております。
以上です。
60:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員。
61:
◯浅尾洋平議員 秋頃ということで、大々的にお客さんを呼ばないということなので、ちょっとした告知というか、そういったのはあるのかなとは思いますが、ぜひ、お客さんが喜んで、また、リピーターが来るような形でやっていただければなと思っています。
資料も見させてもらったのですけど、大体年間13万人以上は来られるということで、非常にいい道の駅にしていただきたいなというところで、質問をさせてもらいます。
最後、お聞きしたいのですが商品等が、いろいろな味噌だとか、寒天、こんにゃく等が商品があるということなんですが、販売方法ですね、電話とかインターネットということですが、このインターネットはそういったECサイトというか、例えばこんにゃく2つ購入とかというボタンとか、そういった注文サイトがあるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。自分が見たときに、そういったのが見られなかったので、そういうのがあればいろいろな販売とかが広がるのかなと思ったので、その辺どうでしょうか。
62:
◯長田共永議長 加藤作手総合支所長。
63: ◯加藤勝彦作手総合支所長 基本的には電話の注文が一番多いんですが、インターネットの販売で申し上げますと、昨年度から東三河総局の事業でしおくりん東三河というポータルサイトが立ち上がっておりまして、そちらのほうから購入で入っていただくというのが一番多いかなと思っております。
以上です。
64:
◯長田共永議長 浅尾洋平議員の質疑が終わりました。以上で通告による質疑が終わりました。報告第16号の質疑を終わります。
次に、報告第17号及び報告第18号の2件の質疑を行います。本報告2件の質疑については、通告がありませんので質疑を終了します。
以上で報告第11号から報告第18号までの8件の報告を終了します。
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日程第12 第87号議案 新城市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正から日程第44 第119号議案 新城市教育委員会委員の任命までの33議案を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。下江市長。
65:
◯下江洋行市長 ただいま議題となりました第87号議案から第119号議案までにつきまして提案理由の説明をいたします。
第87号議案 新城市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正につきましては、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、新城市の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公営に要する費用の限度額を見直すため、規定を整理するものであります。
第88号議案 新城市職員の服務の宣誓に関する条例及び新城市学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員の服務の宣誓の実施方法が変更されたことを踏まえ、規定を整理するものであります。
第89号議案 新城市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和等のため、規定を整理するものであります。
第90号議案 新城市職員の退職手当に関する条例の一部改正につきましては、非常勤職員の退職手当の支給の基礎となる勤続期間の計算に係る要件を緩和するため、規定を整備するものであります。
第91号議案 新城市職員の定年の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定につきましては、職員の定年を引き上げることに伴い、関係する条例の規定を整備するものであります。
第92号議案 令和4年度新城市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9億5,086万8,000円を追加し、総額を252億8,491万6,000円とするものであります。内容としましては、新型コロナウイルス感染症に関する対策及び市政各分野において、市民サービスの維持向上を図るための経費、老朽化した公共施設等の補修を行うための経費を計上したほか、当初予算編成後に生じた事情により、早期に取り組む必要が生じた事業を行うため、歳入歳出予算の増額、繰越明許費の追加、債務負担行為の追加及び変更並びに地方債の変更をお願いするものであります。
第93号議案 令和4年度新城市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入の総額に1億6,815万8,000円を追加し、総額を37億7,363万4,000円とし、収益的支出の総額に2億530万3,000円を追加し、総額を49億4,849万円とするものであります。
内容としましては、診療体制の強化を図るための経費を増額するとともに、入院収益、外来収益及び寄附金を増額するものであります。
第94号議案 令和3年度新城市一般会計決算認定から第113号議案 令和3年度新城市作手財産区特別会計決算認定までにつきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、議会の認定をお願いするものであります。
第114号議案 令和3年度新城市病院事業会計決算認定から第117号議案 令和3年度新城市下水道事業会計決算認定までにつきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定をお願いするものであります。
第118号議案 財産の取得につきましては、鳳来総合支所新庁舎の執務スペース及び共有スペース等に什器類を整備するため、新城市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
第119号議案 新城市教育委員会委員の任命につきましては、令和4年11月28日をもって任期満了となる委員がいるため、新たに伊藤雅朗氏を任命したいので、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものであります。
以上、33件の議案につきまして、提案理由の説明をさせていただきました。
よろしく御審議いただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
66:
◯長田共永議長 提案理由の説明が終わりました。ただいま議題となっております第87号議案から第119号議案までの33議案については、本日は提案理由の説明にとどめることとします。
以上で本日の日程は全て終了しました。
本日は、これをもちまして散会します。
次回は、9月5日午前10時から再開します。
散 会 午前10時46分
発言が指定されていません。 Copyright © SHINSHIRO CITY ASSEMBLY, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...